Satosi Maruyamaさんの演奏
演奏は第4楽章だけでしたが、6/8 拍子のもつ躍動感が全体にあふれていて心が浮き立ちました。また、ピアノとヴァイオリンが忙しいかけまわるなか、ホルンが中で支えてくれることが自分たちで弾いてみて初めてわかりました。
抜粋で3曲ぐらい(朧月夜と雪ともう1曲)伴奏しました。「雪」では、雪が降る様子の高音部を担当したこともあり、自分まで子供や犬や猫になった気分ではしゃぎたくなりました(歌詞では猫ははしゃぎませんが)。
Satosi Maruyamaさんの1985-03-16演奏
この曲固有の、厳しく、冷たく、かつ乾いた空気感が、他の作曲家のピアノ独奏作品にはないところ。音楽としては、第2楽章のリズムの乗りが慣れてくると快感に転じます。もちろん、第1楽章での多様なリズムと、第3楽章のスケールの大きさも魅力です。
Satosi Maruyamaさんの2001-08-26演奏
3楽章、長短短のキビキビしたリズムに乗ってソロと弦楽合奏群が対峙しつつ、ラストに向かって一体となっていく高揚感がすばらしい。なお、チェンバロ協奏曲ですが、私が弾いたのは現代のピアノであることを申し添えます。
Satosi Maruyamaさんの2007-09-09演奏
特に後半、オーケストラとピアノの掛け合いになるところ。派手ではありませんが趣の深さを感じます。