くるみ割り人形 組曲 Op.71a

チャイコフスキー作曲
面白さ: 4.1 体力: 4.5 難易度: 3.7
チェロ 初心者

面白かったところ

曲全体が有名で面白いのですが、低音楽器としてはピチカートをしている時が充実していました。この曲は長さのわりにピチカートの部分が多いように感じました。踊りが多いからでしょうか。

難しかったところ

アラビアの踊りでひたすら同じ音型を正確に繰り返す箇所。数を数えられず他のパートも聞けない私には苦痛でした。同じように数えに苦労したのは葦笛の踊りのD以降を数える箇所です。もちろん、技術的にも難しい箇所があります。トレパークでの39小節以降のクレッシェンド、196小節以降、メロディーを受け持たせてもらえる箇所などです。

次回への反省やアドバイス
譜面情報

金平糖の踊りは、チェロが4Soliとなっていて実際その通りに弾いたが、オーケストラの編成やホールの大きさなどで全員で行う可能性もある。指揮者やパートリーダーとよく確認のこと。
なお、チェロの最高音は花のワルツが出てくるB4(チューニングのA4より全音上)なので、親指ポジションは不要。

全体の感想

小序曲は低音楽器がないため、曲の作りが難しく、オーケストラの実力がわかると言われます。チェロのパートがないことは幸運でした。

Satosi Maruyamaさん

2019年12月21日 にて演奏 この曲の演奏記録を書く