ホルンは主に吹奏楽とオーケストラで使用される楽器である。 しかし吹奏楽とオーケストラでは曲中で担う役割が大きく違うことも多い。 また、音域が4~5オクターブととても広いことも特徴の一つであり、プロはもちろんのこと、アマチュアでも上吹き、下吹きと言って得意な音域が分かれることが多い。 大体の譜面で奇数パートが上の音域を、偶数パートが下の音域を担当することが多い。しかし偶数だからと言って高い音が出てこないなんてことは決してなく、ホルンパートの醍醐味の一つとしてユニゾンで咆えるというオーケストレーションも効果的なのでその場合はみな等しく同じ音を吹くことになる。