Satosi Maruyamaさんの2013-09-01演奏
どの楽章も面白いですが、私の好みは第2楽章。レスピーギの「古風な舞曲とアリア 第3組曲」の第1楽章と雰囲気が似ているが、より懐古的な気分が濃厚で、音楽の力で異次元に引っ張られるような気分がたまらない。5/4 拍子の名曲には、チャイコフスキーの「悲愴」のワルツや、Take Five 、スパイ大作戦のテーマがあるが、これらと並ぶ傑作だ。
邦人作曲家の弦楽合奏曲としては群を抜いて有名。英語のタイトル "TRIPTYQUE for String Orchestra" から、「トリプティーク」だけでも本曲を指すほど通用している。