どの楽章もホルンに聴かせどころがあり、アシスタントだった自分にもオイシイところをたくさん回してもらいました。 具体例をいくつか挙げるなら、 ・1楽章の練習番号17のファンファーレ ・2楽章の「怒りの日」のモチーフ。 ・4楽章の練習番号87〜89にかけての、いかにもなクライマックス。 など…
・1時間弱ある交響曲なので、体力勝負。アシスタントとして吹いていても、4楽章で唇の限界に達します(その前の曲で1stを吹いていたから、ということもありますが)。 ・全体的に面白かった一方、全体的に譜面が難しく、ダイナミクスやアーティキュレーション等、指示が細かく出ていて、それを再現することが大変でした。
アドバイス: ・アシスタントと言えど、無計画に吠えていると、トップと共倒れしてしまったり、トップより先にバテるというあってはならない事態に陥ります。計画的に吠えましょう。少なくとも、4楽章の練習番号87以降で本気が出せるペース配分を心がけるとよいと思います。 ・難しいところでも書いたとおり、譜面が難しめな上に指示が細かいです。ただ裏を返せば、それらを音にできれば一気に完成度が上がります。まずは譜面に忠実に吹くことを目指すとよいとおもいます。 備考: ・ゲシュトップ有(全楽章)(五線下Gis〜五線内の上のH) ・1楽章→in E, F表記、2楽章→楽章通じてin F表記、3・4楽章→楽章通じてin E表記 ・最低音→五線下のE、最高音→五線上のCis
すみだトリフォニーホールでこの曲を吹けたというのが幸せだった。 言うまでもなく、3楽章のクラリネットソロが素敵。ただホルンも随所に綺麗なメロディーを吹く場所があって素敵でした。いずれトップを吹いてみたいと憧れを持ちました(この6年後、2回トップを吹くことになる)。