オーケストラ 交響詩編曲

禿山の一夜

ムソルグスキー作曲(リムスキー・コルサコフ版)
面白さ: 3.3 体力: 4.5 難易度: 3.9
チェロ 初心者

面白かったところ

ムソルグスキーの楽想の無茶苦茶さにはついていけないのですが、騒がしい箇所がところどころがある間の推移部が好きです。たとえば、106小節からのppからcresc. しながら半音階下降する箇所は、メロディーの支え方として不思議で気に入っています。

難しかったところ

どこも難しくてそのわりに報われませんが、たとえば、練習記号Pからピチカートとアルコが後退してしかもアルコで松葉の<f>を付点8分音符と32分音符で弾き分けるのは至難の業です。またLのTempo I でチェロバスの音型が裸になるのは怖い思いをしました。

次回への反省やアドバイス
譜面情報

練習記号D以降の休符に注意。
練習記号Rからは2.5小節単位の5拍子でとるとよい。
弦楽器はコル・レーニョがあるので、高価な弓を持っている方は別の弓にしたほうがよいかと思います。

全体の感想

こういう化け物たちの宴会をイメージするのは想像力の枯渇した中高年には難しくなりました。ムソルグスキー原典版を聞いてみることを指揮者は勧めていました。ほかに化け物宴会がイメージできるいい作品があれば紹介してもらいたいと思います。

Satosi Maruyamaさん

2019年12月21日 にて演奏 この曲の演奏記録を書く