・1楽章全体。冒頭から最後までパートとしても、1stとしても、聴かせどころが満載です。運命のファンファーレはセクションで和音になる中間部や終盤の方が個人的には好みです。 ・4楽章のそれまで抑圧されていたものから一気に解放される感覚。
・1楽章の8分の9のリズムパターン。 ・1楽章中間部の2ndとの対旋律の受け渡し。その後のソロもなかなか吹きづらい跳躍があったり、ブレスの取りどころに困ったりします。 ・4楽章途中で盛り上がった末に運命のファンファーレに回帰する辺り。そこまでffやらfffで吹かされてから、一気にpまで収束させられるため、効率よく唇を振動させられないと、高確率でブルっと音が外れる。
反省: ・1楽章リハーサルマークBの何てことはない伴奏で、本番に限って音をポロポロ外しまくった。 ・4楽章最後の伸ばしでスタミナが尽き、ドヴォ9の最後の如く早々にデクレッシェンドがかかってしまった。 アドバイス: ・1楽章の9/8のリズムパターンは、しっかり拍を感じてカウントしないと、拍頭がズレてしまいます。拍頭が休符の場合は、休符を埋めて練習して感覚をつかむとよいと思います。 ・アシスタントを置ける環境ならアシスタント必須の曲です。 備考: ・最低音→五線下のE、最高音→五線上のCis ・3楽章〜4楽章はアタッカで演奏しました。
1楽章にはクラリネットソロ、2楽章には息の長いオーボエソロ、3楽章にはフルート・ピッコロソロ…木管楽器のソロが印象に残る曲でした。