オーケストラ 交響曲コールアングレ

交響曲第9番 ホ短調 Op.95 B.178「新世界より」

ドヴォルザーク作曲
面白さ: 4.5 体力: 3.5 難易度: 3.5
ホルン 3rd 中級者

面白かったところ

1楽章や4楽章のメロディー。ドヴォルザークの交響曲は後列にも出番が回って来て楽しい印象があります。第9番も例に漏れず、心臓に悪いソロがある1stよりも気楽に、楽しく吹けました。

難しかったところ

・2楽章最後の金管のコラール、繊細にハーモニーを作る必要があって大変でした。
・3楽章全般のカウント。41小節目〜や練習番号3に出現するヘミオラ(3拍子中の2拍+2拍+…なリズムパターン)をパート内で合わせるのも、他パートと噛み合わせるのも苦戦しました。

次回への反省やアドバイス
譜面情報

アドバイス:
・1楽章4小節目はスコアの版によってリズムパターンが異なります(音源も2パターンの存在を確認)自分の団体がどちらのパターンで演奏するのか、確認が必要です。
・3楽章は気を確かに持ってカウントするか、曲聴きをよくして曲を覚えるかしないと間違いなく落ちます。

備考:
・1楽章 inC, E表記、2, 3楽章 inE, C表記、4楽章 inE, F, C表記
・最低音→ヘ音五線下のE、最高音→五線上のE

全体の感想

・2楽章のコールアングレソロや弦楽アンサンブルが素敵でした。
・チューバが全曲通じて2楽章の8小節間しか出番がないようで、暇そうにしてました。チューバを常置している団体は、何かしらの形でバランスを取ってあげた方がオケ内が平和になると思います。

Fritzさん

2013年5月11日 東京学芸大学管弦楽団 第40回春季演奏会メイン曲にて演奏 この曲の演奏記録を書く