第4楽章のテーマを、ホルスト自身、弦楽合奏の「セントポール組曲」の同じく第4楽章で使っているんですね。吹奏楽のほうが賑やかしくて華やいだ感じがあるのにたいし、弦楽合奏のほうは厚みと稠密さがあります。それぞれの合奏の特質が対比でできて面白いと思いました。
何かにつけてモンキーシンバルと呼ばれて凹みました。いい音を響かせるには修行が必要です。
当たり前ですが、パーカッションは専門家がやるべきだと思いました。なのに数年後、またパーカッションをすることになってしまいました。
暑い夏、午前中の練習が終わり、開放感で昼から酒を飲んでいたことを思い出しました。私は青春時代吹奏楽とは無縁でしたが、なぜか青春時代に戻った気がしました。 吹奏楽コンクールを初めて経験して思ったことは、他の(特に大規模な)団体が吹奏楽の効果を十分に生かした現代曲を自由曲として選んでいる中、所属団体が選んだ本曲は吹奏楽の古典であるがゆえに異質だということでした。私はこの異質さを尊いと思いますが、少数意見でしょう。