主に1楽章、4楽章ですが、エチュードの様な動きが多いです。和音の構成音を八分で演奏する部分や、半音階、音階など。それを楽しめるかどうかで、この曲の評価が変わると思います。ほとんどチェロとユニゾンだったりするのですが、一番低音なので響きを作ってる感が楽しめました。
4度、5度、オクターブの跳躍が多いので、左手がとても疲れます。また、全楽器ユニゾンはぼーっとしてると遅れるので、集中力も温存しておく必要があります。 難しい、というよりは、体力をかなり使う曲だと思います。
4楽章の後半、第1主題の展開部は、覚えるくらい練習したほうがよい。
弦楽器のトレモロがつらそうでした。 金管は楽しそうでした。 また、好みが大きく分かれる作曲家なので、ブルックナー嫌いな演奏者のやる気をどこまで出させるか、意外に課題だったりします。